代表 岡原のブログ

築47年のアパート、フルリノベーション@大阪

築47年のアパート、2DKを1LDKにフルリノベーションし、嬉しい事に、想定通りの賃料で成約となりました。

築古物件オーナーの悩み

築47年の2F建てのアパートです。室内は写真の通り、リフォームしていない状態です。

貸すには、水回り交換を含めてリフォーム費用が多額にかかることや、リフォームしても取得賃料からの投資回収期間が長引く恐れがあることから、今後の運用戦略をどうするのか悩んでおられました。

オーナー様に深くヒアリングをしていくと、次のように考えられていました。
1、建替えは考えていない。
2、何とかこのまま15年ぐらいは維持していきたいととのこと。
3、高齢の方よりは若い人に入って欲しい。
4、100万を超えるようなリフォーム費用の捻出が厳しい

それならということで、弊社でリノベーション投資を行った所、成約となりました。

ターゲットは20代前半の男性とし、デザインはシャビーシックの方向です。申込者もターゲット通りでした。


従前賃料より17,000円のUP

従前賃料が38,000円で、成約賃料が55.000円となり、17,000円の賃料UPとなりました。また、工事完了後、1ヶ月で成約となりました。

従前賃料での募集となると成約に必要な期間としては6ヶ月から10ヶ月程度が必要です。成約期間1ヶ月と6ヶ月から10ヶ月では、取得賃料にも大きな開きが出てきます。

工事費用は約200万ですので、投資回収期間は約3年です。
広告料は1ヶ月分だけで成約となりました。同年代の物件であれば、2ヶ月~3ヶ月分が必要になることを考えると、広告料の減額にもなりました。

立地にもよるのですが、古いから決まらないということありません。古くてもリノベや付加価値となるサービスを打ち出し、魅力的な物件に変えていくことが出来ます。

多様性の時代、いろいろな考えの方がいます。普通な部屋作りをして、レッドオーシャンで勝負をするのではなく、他にはない部屋づくりでオンリーワンの魅力をつくり、築古物件を生かしていくという手法が、今後、益々、必要になると感じております。

また、賃貸経営ですので、リノベーション工事費用と賃料設定、投資回収期間のバランスを考えながら、どんな内容のリノベにするかも非常に重要なポイントです。


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