代表 岡原のブログ

老朽化長屋の空き家対策(切り離しを伴う解体)

大阪市内某所、数年間空き家の連棟長屋の空き家対策で解体工事を
行っています。

屋根に穴が開いたりして、倒壊の恐れもあるので、何とかして欲しいと
近隣の方から行政に苦情が入り、ご相談を受けて、対応している空き家です。

元々の空き家の現況は、下の写真の通りです。

底地人が親戚という事もあり、解体更地にして返したいが、
どういう順番で対応したら良いかが分からないというのが、
相談者さんのお悩みでした。

●分からなくなっている原因
 1、借地
 2、相続登記が未了で、権利者は子ども4人
 3、連棟長屋の為、隣家との切り離しを伴う解体

大阪市内の空き家、あるあるです。

権利者4人の合意を取り、切り離しが行える解体業者の手配し、
同時並行で、底地人へ建物解体して更地で返して、借地契約終了の申出。

解体後に滅失登記等の手続きを行いましょうという流れで
進めております。

権利者は話しをすることが可能な方々ばかりでしたので、スムーズに
進めることが出来た案件ですが、依頼者にとっては、行政から苦情が入るし、
他いろいろあるしと誰に相談したら良いかと悩んでおられたようです。

解決までもう少し。。

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