代表 岡原のブログ

第9回つばさ資産塾(相続対策における信託の活用)

先日、第9回つばさ資産塾を開催しました。
テーマは、「相続対策における信託の活用②~事例編~」
講師:行政書士法人アクセス 代表行政書士 細谷洋貴

今回は、事例中心に講演頂いたのですが、事例毎に
不動産オーナーが気になる点について質疑が飛び交う、
活況なセミナーとなりました。

資産が収益マンション1棟が中心となります。
兄弟での相続となり、共有対策として信託を
使う場合の注意点。

代々の地主さんの直系家族に資産を残していく
後継ぎ遺贈型の受益者連続信託の行い方。

複数の収益不動産を所有している方への
信託内借入を行う場合の注意点等々、
参加者の皆さんも興味深々のセミナーとなりました。

収益不動産を所有していくオーナーは、常に銀行借り入れが
付きまといます。

既借入物件を信託した時には、債務は承継出来ない問題。
信託した土地を有効活用で、新たに賃貸マンションの建築を行い、
借入を行った場合、その借入が受託者の債務となるのか、
委託者の債務となるのかという問題。

また、信託実務において、信託口口座が開設できて、
信託を受けてくれる金融機関がどこかという事も
知っておく必要があります。

信託ありきでなく、相続対策を行っていく中で、
信託を使えば、資産承継が安心に行えるから、
信託を使ってみるという、手法の一つとしてご提案が
出来ればと感じています。

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