先日、土地活用のコンサルティングを検討している地主さんを、某金融機関より
ご紹介して頂き、面談をしておりました。
築古建物を取り壊して、土地活用を検討したいという75歳前後の地主さんです。
他にも賃貸不動産を幾つか所有されておられます。
私:「なぜ、土地活用を検討しているのですか?」
とご質問すると
地主さん:「建物が古いし、アパートを建築して家賃収入を見込みたいが、
どれくらい家賃が取れるか。今後の人口減も気になっているので、相談したい。」
とのこと。
私:「この先の資産承継についてはどのようにお考えですか?」
地主さん:「それば・・・まだ具体的には・・・悩み中です」
よくよく、お聞きすると、
お子さんは3人、
配偶者の方はお亡くなりになっておられます。
そうすると、地主さんの75歳というご年齢から考えると、土地活用をするにも今後の資産承継や
相続対策も絡めてトータル的に進めていく必要が出てきます。
対象の土地を活用するには何が適しているのか、活用は適していないのかという判断も非常に重要ですが、その前に依頼者の背景(年齢、家族構成、資産承継への想い等々)を把握して、依頼者が気づいていない、この先の注意点をお伝えすること、も、不動産コンサルタントの役割です。
まず、地主さんのこれからの「目的」と「目標」をはっきりとさせてから、それを達成する
ためにはどのような手段を使っていくのか。
コンサルタントとしての力が試されます。
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